デフォルト危機が懸念されていた恒大集団。
米ドルの利払いを見送り、いよいよデフォルトへのカウントダウンが始まっていたのですが、期限ギリギリになり米ドルでの支払いを行った事が報告されました。
これにより、多くの方が予想していたデフォルトという危機は免れた事になるんですが、まだまだ恒大集団のピンチは続きそうです。
参照元:中国恒大、9月23日期限だった8350万ドル利払い実施
恒大集団のピンチはまだ続く
恒大集団は、一旦デフォルト危機を免れたものの、次の利払いが年内に控えているという事と、来年は、大量償還が迫ってきており、合計で8000億円以上の利払いが今後、恒大集団を襲う事になる。
今回でも恒大集団は子会社の株式売却などえ資金を一時的に確保したみたいですが、今後不動産市場が衰退している中で、次の利払いの対応は可能なのか。多くの方が不安視している
前回の記事:恒大集団が破綻危機で世界の金融機関に大ダメージ
中国の不動産業界は衰退し始めている
現在中国では、不動産価値がどんどん下がっているみたいで、不動産業界の急激な衰退が始まっているらしい。そして今回、恒大集団もその影響で、不動産事業の大幅な縮小に動くんだと。
今後は大量リストラなども考えられるので、やはり恒大集団の動きに注目しておく必要はありそうですね。
恒大集団の今後の動き
恒大集団は不動産事業へ見切りをつけ、短期間の間に不動産事業を大幅縮小。しかし次はエネルギー車事業を強化し、恒大集団の存続をしていく様子。
恒大集団は不動産ビジネス以外でも、広い分野で事業を展開しており、その一部で電気自動車などの開発や販売に力を入れ始めている所だった。不動産という大きな市場を捨て、エネルギー車への展開は吉とでるか凶とでるか。今後の展開に注目ですね。